ただ一緒にいただけ

そこにいてくれさえすれば

2017ねん

おつかれさまでした!2017ねんおつかれさま。
よく頑張ったよね、よく頑張った!と思います、みんな。

とにかく激動だった2017ねん。ひろちゃんは仲田から百名になったし、トラジャは8人から5人を経て7人になったし、それに伴ってそれぞれ該当担さんは沢山悲しかったり辛かったり悔しかったりってそうゆう思いもしたけれど、結果的にどうだったかなぁ?!?!
きっと未だに諦めきれない、あの形が好きだった、という人もいると思うし、中には辛くて離れてしまった人だって沢山いるとおもう。大勢が「いま」になんとなく慣れていく中で、劇的に新しい何かを見つけていく中で、自分だけずっと過去から動けなくって、って人だっているかもしれなくて。その気持ちは誰がなんと言おうと絶対に間違ってなんかないし、そもそも正解なんてない。良いも悪いもない。その方たちも、いつか「いま」を好きになれたり、新しい何かを見つけたりして、前を向ける日が来たらいいなぁって思います。無理にそうならなくたっていいし、焦らなくたって急がなくたってきっといいのだけれど。ちゃんと悲しむことが大事って、ボクハレすみえさんが言ってました。

ただ、それでも、私の目に見えた多くのひとは、「いま」を好きになれた人が沢山いました。たくさん泣いて悲しい思いして、やだやだって言って、落ち込んで絶望して、それでも、前を向いて笑うあの子たちの姿に、やっぱりすきだ、やっぱり応援したいって、また笑って。好きだからこそどん底を見たけれど、その度に堅い決意と優しさと笑顔ととびきりの演技やパフォーマンスを携えて何度だって引き上げてくれたのは、やっぱりあの子たちで、ひろちゃんは、あの9人のとらびすじゃぱんは、どんな「いま」も結局はしあわせだって思わせてくれる人たちだなぁっておもいます。この激動だった2017年を経て、今一番思うのは、今一番願うのは、いつだって前を見て頑張ってくれるあの子たちと、あの子たちの背中を一生懸命押そうとするファンの人たちが、みんなみんな、幸せになってほしいなぁ、ってことです。沢山辛い思いもしたから、お願いだから幸せになってほしい。だけど、あの子たちは幸せになれる子たちだし、そんなあの子たちを応援しているのだからファンの人たちだって絶対にしあわせになれるし、いまだってしあわせだよ!って怒られてしまいそうだけれど、それでも、もっともっと、みんな、沢山笑って、沢山いい思いして、しあわせだなぁって沢山沢山思えたらいいなぁ、って、おもいます。





2017年。
めちゃくちゃ楽しくて、今も曲を聞くだけで楽しかったあんなことこんなこと、あんな顔やこんな顔が思い浮かんで、もう戻らないことが寂しくて泣きそうになるくらい、そのくらい楽しかった1月。(これはジャニーズが、俳優が、とゆう話ではなくて、同じ時間は二度とないという意味で。)疑惑と反発、困惑と懇願の2月、絶望、無、励ましと慰め、優しさの3月。光をみた4月、嬉しかった5月、がんばれがんばれって沢山祈った6月。そして、すきと涙と信頼と涙と涙と涙と涙の7月。怒涛の出演舞台発表の8月に、匂わせ始めた(笑)9月に、1年後のお仕事まで決まっちゃった10月!優しくて優しくて前を見れなかった11月と、主演舞台発表の11月と、楽しそうで嬉しくって堂々と立っているのが嬉しくって真ん中でにこにこしているのが嬉しかった12月。はい、2017年でした。

心情的にも内容的にも濃すぎて濃すぎて、すごいスピードで色んなことが進展していって、本当に1年の間にあったことなのかな???って時空の歪みを感じるけど、振り返ってみるとほんとに全部2017年のことで。見ていただけの私がこんなんだから、ひろちゃんの体感って3年くらいなんじゃん?って思ったり。そんくらいすごいスピードで置いて踏み出してきっと沢山努力してどんどんどんどん前へ進んでいったひろちゃん。そうしてこの1年で、ひろちゃんは沢山沢山変わって、だけど、中身は全然変わらないひろちゃんで、ずっと好きでしかなかった2017年でした。

知ってるようでいて、ひろちゃんのこと全然知らなくって、それをとても痛感して少し寂しくなったりもしたけど、それ以上に知らないひろちゃんのことを知れることが嬉しかった。
ひろちゃんのことをひろちゃんの言葉で沢山沢山知れるのが幸せで、ひろちゃんの言葉を聞いてひろちゃんのことをまた少し好きになるのが幸せで、ひろちゃんの言葉にたくさん救われました。



楽しくて自由を感じて、それが俳優になろうと思ったきっかけで、なのに、自由を求めたはずなのに、自由になるのは難しかった、と語ったひろちゃん。

少し寂しかった、けど、そのために踏み出せたことが輝かしかった。悩んで立ち止まるひろちゃんに、ぎりぎり痛みを感じながら、頑張れ、頑張れ、って念じるしかできなくてもどかしくもなった。ひろちゃん、2017年は苦しかったですか、楽しかったですか。ひろちゃんの選んだ道に誰も彼もどうこういう権利はなくって、どんな未来があっても、ひろちゃんがこれでよかった、今が幸せだ、って思えたなら、それはひろちゃんにとって正解で成功なのだと思います。ひろちゃん、2018年も、どうかどうか前だけ見ていて。









この一年で、わたしはとっても身軽になりました。それもこれも全てはひろちゃんが一度はいなくなったことがきっかけなんだけれども。ずっと色んなことを後悔したくなくて、あのときああしていればとかって思いたくなくて、何となく手広く色々欲張って抱えて生きてきました。正直たいへんだった。大して必要のないものを身の回りに置いておくために労力を使ったり、お金を使ったり、そのために本当に大事なものを大事にできていなかったり。そのことにわたしは特に疑問も抱いてなかったし、なにが大切か、なんてそもそもあまり考えたことがなかった。

ひろちゃんがいなくなって、悲しくて悲しくて、ひろちゃんの姿を探してひろちゃんの言葉を探して色んなものを広げて、あのとき、あぁひろちゃんってこうだったな、あぁだったな、って思って。たくさん好きなひろちゃんがいて、だけどそのひとつずつをもっともっと大事に楽しんだり噛み締めたり出来たはずなのに、なんとなくそのまま蔑ろにしてたなって思って。ひろちゃんが戻ってきて姿を目にしたとき、ひろちゃんがいてくれさえいればこんなに幸せで、ひろちゃんがそこにいてくれるなら他にはなんにもいらないな!って思った。大切なものがあることは、大切なものを大切にできることは、当たり前じゃなかった。
それがきっかけで、アイドル界隈のあれこれだけじゃなくって、仕事も私事も、やりたいこととか、服とか物とか。時間の使い方とかお金の使い方とか、どうやって何をして生きていくかとか。いろんなことがすごくシンプルになって、そしたら不思議なことに前より大切に想うものが増えました。増えたってゆうのは、無駄に必要と想う、のではなくて、今まで必要ないのに手放せないものが沢山ありすぎて手がいっぱいいっぱいで、それを全部手放したら、本当に大切なものをちゃんと大切に想う余裕ができた。身軽になってフットワークも格段にあがった。そしたら、毎日楽しくなった!!大切なものにあふれていて毎日大切にしたくて、全部大切にしたくて。そうゆう毎日がやってきました。

ひろちゃんが今年、今の道に進むためにいろんなものを手放す覚悟をしていなかったら。ひろちゃんが覚悟したあのタイミングに、私があんなにひろちゃんにのめりこんでいなかったら。ひろちゃんが頑張っていまを手にしてくれていなかったら?百名ヒロキが生まれた場所があの場所じゃなかったら???どうなってたんだろうな〜って思ったり。




あとは、これもひろちゃんがきっかけで、今年はたっくさん演劇をみました。ワンルームくらいの広さで20人くらいの規模でやるものもあれば、3階席くらいまである1500キャパのもの。ミュージカル、ストレートプレイ、時代劇、群像劇、コメディ。起承転結がしっかりしていてしっかり終わりがあるもの、日常を描いて続きを想像させるもの。ほんっとに、色々観た。正直相性が悪かったのか、よく分からずにいつの間にか終わったものも沢山あったし、理解が追いつかずに何も残らずに終わったものもあったり。起承転結がしっかりしているものはやっぱりスッキリして終われるものが多くて観ること自体はとても楽チンだったりもした。逆に明確にこうゆうことだった、って言葉では説明できなくても、なんだか素敵だった、なんかジンとした、分からないけど涙が出た、なんてものだってあったり。初めはちゃんとした終わりがないものに対して、もやもやしたり答えがほしかったりして、それだけで相性が悪かった、なんて思ったりもしたけど、終わりがないものもその余白を楽しめたり、楽しめなかったり。ただ、全部に共通していたのは、始まり5分で私はいつも泣きそうになってしまう。人が何かを伝えようと本を書いて、それを体現しようと演じる人がいて、それを後押しする音楽だったり照明だったりがね、力合わせてこちらに何かを発信しようとしている、ってことが、どうしようもなくかっこよくて素敵で。人が体一つで全力で作るものを目の前で観る、というのは毎回毎回内容がどうであれ心にガツンとくるものがあります。そうやって舞台に立つ人たちのことを心底尊敬したし、ひろちゃんもこの世界にいるのだと想うと、その眩しさにどうしようもなくなるのです。ここに足を踏み入れなければそうそう知れなかった素敵な人たちに出会えたのもまた嬉しくて、多くの人に知られなくても書くことが好きだったり演じることが好きでこの世界に生きる人たちが、こんなにも沢山いることに驚いたし、みんなちゃんとお仕事が途切れずにあるのも、簡単じゃないんだろうけど、すごいなーって驚いた。

作り手の意図することをちゃんと、受け取りたいと思っていて、それは小さい劇場で行うものであればあるほど難しかったりする。万人に分かりやすいようなものは少ないような気さえする。だから疲れる。分かりやすくないからね。行間を読み取る力が必要。気持ちを汲み取る力が必要。感じる力が必要。答えを教えてーーーっ!!ってなることも多いけど、私はひとまずこの過程がだいすきです。ってゆって、小さい劇場のものばっかり見ていて久しぶりに大きな舞台でミュージカルとか見ちゃうと、なんかもう素敵すぎてそれだけで涙が出たりする。結果どっちも好きみたい。

もともと本が好きで、テレビドラマが好きで、映画が好きで、暇さえあればツタヤで時間を過ごしたり家でテレビにかじりついて過ごしていた人間なので、演劇の世界を好きにならないはずなかった。こういう世界を知れて、良かったなぁ、って心底思います。






1年後までお仕事は決まっていて、チケットだって確保してあって、何の心配もないのだけど、そこにいてくれることは奇跡みたいに嬉しくて幸せなことって忘れないように、会える機会があることを当たり前に思わないように、ちゃんとひとつずつ大事に大切に感謝しながら、迎えたいなぁ

2017年、いろんなものをもらいました、ありがとう。2018年もきっと、楽しませてよね。