ただ一緒にいただけ

そこにいてくれさえすれば

あの日々を越えて

キントレとらじゃ単独公演で見たとらじゃがあまりにも尊くて眩しくて儚くて強かったので、ちょっと残しとこっかなぁとおもって書きます。





先に言っておくと、わたしは未だに仲田担です。これはあくまで後ろ向きな意味合いではないです。未練はもうないし、悲しくだってない。ひろちゃんが前を向いている限り、それはひろちゃんにとって正解で、ひろちゃんにとって正解なら、それは私にとっても正解です。今いる場所がひろちゃんのいちばん好きな場所と知ったから、ひろちゃんが本気でそこにいようとしているから、だからもう、ずっとここにいてほしかった、とは思いません。けど、ひろちゃんを好きでいる限り、きっと私はいつまでも仲田担で、とらじゃの中にひろちゃんを見てしまいます。ただの願望として、今このひろちゃんを見たいなぁ、と、その気持ちをベースに持ってしまいます。でも仲田くんはいないです。だから、どこか、とらじゃのこと好きなんだけど、自担がここにいないから、該当担じゃないと思っているところがあります。自担がいる人がとらじゃに対して持つ熱量とはもちろんものすごい差があると思っています。該当担じゃないとして、該当担じゃないのに、とらじゃのことを、こんな風に書くのはなんだかとても後ろめたいというかおこがましいというか、とにかくなんだか申し訳ないのだけど、どうしても素敵だなぁって、いいなぁって、胸のとこにアツくてキラキラしてどうしようもなく尊いものが残ってしまってとても素敵だったので、外野のたわごとだと自分でも思いながら、残します。はい。







自担がいないので該当担ではないと思いながら、それでもやっぱり私はとらじゃが好きです。


自分たちの武器はダンスだって誇りもってて、そこだけは極めようって、固めようって、仕上げてくるダンスがだいすきです。周りが楽しそうに緩くふざけてても、固めに固めたダンスを絶対崩さない真面目さがだいすきです。そのくせ踊ってないときは本当にくだらないことでケラケラ笑ってるところがとんでもなく愛しいです。

ひろちゃんを取り巻くメンバーがだいすきでした。もうかわいくて仕方なかった。ひろちゃんに懐く弟組がかわいくて仕方なかった。ひろちゃんのくだらないあれこれにいちいち笑ってくれて、ひろちゃんのこと信頼しまくってくれてる兄組が大好きだった。ひろちゃんがめちゃくちゃに好かれていて愛されていて必要とされていることがもうガンガン伝わってくるのが嬉しかった。ひろちゃんがいるとらじゃが好きだったし、とらじゃにいるひろちゃんが好きだった。それは相乗効果のように、ひろちゃんのことを好きになればなるほどとらじゃのことを好きになるし、とらじゃのことを好きになればなるほどひろちゃんのことも好きになった。

ひろちゃんがいなくなったあのとき、ひろちゃんが決めたことを、なんでって思いながら、それでも全部受け入れて送り出して、じゃぁどうする、って話して悩んで覚悟して決意して、前に進もうとするとらじゃを見て、ちゃんとこの子たちのこれからを見ていたいなって思いました。







なんだけどね、やっぱり自担がいるいないというのはとても大きなことで、それほどの熱量をもたずに入りました。キントレ。言葉を選ばずに言えばやや軽い気持ちで入った。(ごめんなさい)。そのはずなのに、そのはずだったのに、単独最終公演を終えてEXを出たら、なんか重くなってた。






まず、とにもかくにも楽しかった。楽しすぎて、要点抑えすぎていて、とらじゃ天才かよって何回も言った。渋くてそれでもとらじゃっぽさ満載の演目で始まって、オープニング映像、超エモくなかった?ステージに横に広がって並ぶ本人たちが客席に背中向けて、みんなして中央のモニター見上げてる演出も超エモかった。青いイナズマ、げっちゅしか言わない最年少がかわいくて、そんな最年少をどうよ?これがとらじゃの最年少です!!ってお兄ちゃんたちドヤってるみたいで、もうめちゃくちゃかわいくて超平和な気持ちになった。で、夏の王様よ!!!渋くてかっこいいの並べた後にこんな楽しくてカワイイのもってくるの超ズルくない??しめちゃんが自分の手をうみちゃんの目元にもってきてピースしてるのとか、しーくんに頭ぐりぐり押し付けるみゅーとくんとかもうめちゃくちゃにかわいくて、集合写真は尊すぎて青すぎて眩しすぎてしんどかった。(上手から下手にいくメンバーと下手から上手にいくメンバーが前後交互にうねうねしながら、お互いの顔見ながら笑いながらにこにこにこにこ移動してくの見て、軽率にボクハレ思い出して、のえるくんが提案してくれてたらどうしようううううってひっそり心の中で泣いた。)まいったね今夜の宮近さんはもちろんめちゃくちゃにかっこよくてめちゃくちゃにかっこよくてめちゃくちゃにかっこよかったのだけど、同じくらい両脇で踊るかじんちゅめちゃくちゃかっこよかった。急に大人みたいな佇まいで伏し目がちに踊るのめちゃくちゃかっこよかった。末っ子3人がこんなにかっこいいんだもん、とらじゃツヨイ。FD vs れりばんは最初はえぇ?!んん?!え?!ってとても良い驚きと衝撃をくれて、回数を重ねるごとにどんどんかっこよく聞こえてだいすきになった。作った人天才かよって流石プロかよって思ったらのえるくんだった。何者なの本当に。きすまいこーりんぐはめちゃくそにかわいかったね!!!流石は敏腕プロデューサーちゃかさん。名前呼ぶのめちゃくちゃ難しかったけど、ちゃんと練習させてくれて、どんどん上手くなるオタク。どんどん言うの楽しくなってどんどん声が揃って、公演を重ねるごとに大きくなる声が嬉しく幸せで心地よかったね。いいね!はフリがだいすきで、(あれは本家のものなの?それとも誰かが振り付けたの?めちゃくそかわいかった!><)何言ってもいいねー!って言うレスポンス超かわいくて超平和で。ドリカムはお互いのお腹に頭乗せてうみちゃんをぐるっと囲うとこ、最後うみちゃんがのえるくんの手をがしって掴んで引き上げるのが大好きで毎度毎度湧きました。最後の怒涛のプレゾンメドレー最高にかっこよくて最高にエモカッタ。最後、へゆーがぁいず!\がいず!がいずぷれいぞーん!/で白幕降りるのとかめちゃくちゃアツかった。初日入ってないから分からないんだけど、初日もこんな自信満々にへゆーがぁいず!って言えてたんです??勝手なイメージで、プレゾン見たことのある人たちばかりじゃないってことも分かってて、最初はちょっと怖かったんじゃないかなぁって、応えてくれるかなぁって不安だったんじゃないかなぁって思って。初日のレポの盛り上がりようを見ると、あったかもしれないそんな不安や心配は全く必要なかったみたいだけど!でどんちゅーげりよ!!あらしありがとう!!こんなにかわいい曲をありがとう!!!って手合わせました。もう本当、最後の最後まで余すとこなく楽しかったです。セトリ最高。演出最高。音照明最高。構成最高。誰が考えたんですか泣



とまぁ、とんでもなく楽しかったわけですけども!!すごい感じたのは、みんな吹っ切れたなぁってこと。みんなそれぞれ10歩も20歩も前に進んでるんだなぁってこと。かじんちゅがめちゃくちゃに成長していてすごく嬉しかった。ひろちゃんかじんちゅこんなに成長したよ!って教えてあげたくなった。ジャニアイでさなぴのフライングの補助をするかじんちゅ、最初はとてもフラフラして危なっかしくて、そしたらひろちゃんが後ろからかじんちゅの肩を抑えたり腕を掴んだりして支え始めて。後ろから支えるひろちゃんが、とてもお兄ちゃんでとてもパパでとても先輩ですごくすごく好きで、そんなひろちゃんが千秋楽、もう大丈夫でしょって言うかのように、かじんちゅのこと支えなかったことが、とてもとても印象的でした。もう支えなくても大丈夫って思ったのかなぁって、親離れ子離れ的な、そうゆうエモいこと想像しました。もしくは、大丈夫ってひろちゃんのそうであってほしい願望もあったのだろうか、とか勝手に解釈したりして、泣きました。あのどこか頼りなくてひろちゃんに背中を腕を肩を支えられてたかじんちゅが、あのかじんちゅが、なんか今となっちゃとらじゃの顔になりそうな勢いで上り詰めてる。うみちゃんめちゃくちゃ愛されキャラをモノにしてた。もともと愛されキャラだったけど、愛され方が分かってきた感あった……愛されるんじゃなくて、愛されにいってる感がすごかった。そして本当に本当に歌が上手だった!あんなうまいなんて知らなかった。うみちゃんの雨の「窓の外は今でも」と真夏の夜の花の「違うんだそうじゃない」を聞きにEX通ったと言っても過言じゃない!(過言じゃないけど他にも見所沢山ありすぎたからやっぱり過言)Jr.祭りではまだ、インパクトだけが強く残って「あの子w」みたいな反応されてた朝日のダンス中の表情は、すごくすごく魅力的でかっこよくなってた。えあーの紫のバラの花持って歌う朝日の表情がとても好きで、目が離せなかった。うみが喋ればかわいい〜〜って声が絶えなくて、朝日が喋れば笑いが起きる。MCでもたっくさん喋って、たっくさんオトす。もう全然支えなんかいらないね、って思った。去年まではしーくんとのえるくん、喋る度に大丈夫かな?!って勝手に心配になってたんだけど、今年は全然大丈夫だったねぇ。しーくん、ちゃんと自分の話オトせるようになってた!(笑)若干キレて、若干照れて、若干デレるバランスがめちゃくちゃ愛しいしーくんでした。で、何より振り付け構成の素晴らしさよ!!しーくんすごい。のえるくんはずっと変わらず誠実で優しい。喋る内容は変わらずそうゆうものなのに、賢さ故のその突拍子のなさとゆうか、想像を遥か超えた先の先の優しさがすごくて、それを惜しみなく出せるようになっていて、のえるくんいいとこばっかり伸ばしまくってるなぁっておもった。のえタイム、優しくてすごく好きだよ!で、しめちゃん。しめちゃんはさ、天然ちゃんじゃん??うん、知ってた。天然だよね。知ってたはずなんだけど、ここまでだっけ?!ってゆう驚き。ここまでぶっ飛んでたとは。まじで話を聞いてないのか、まじで日本語が不自由なのか、まじで全部聞き流してるのか、分かんないけど、急に話を振られて、分かんないのに笑ってごまかそうとするしめちゃんも、笑ってごまかそうとしたけどやっぱり分かんなくって、……ん?って首を傾げるしめちゃんもめちゃくちゃかわいかった。ひとことひとことが爆弾級の破壊力もってる、天性の天然ちゃん。なのに、踊れば男らしくて、ファンに向ける笑顔は優しくてザ☆アイドル。すごい逸材だよ!とらじゃの良い導火線だなぁっておもった。
とらじゃはちゃかちゃんとみゅーとくんにおんぶにだっこのイメージだったのね。ちゃかちゃんとみゅーとくんが間違いなくとらじゃの顔で、もうそりゃ色んな場面でとらじゃを引っ張っていってくれてて。ちゃかちゃんとみゅーとくんいなかったらとらじゃ大丈夫??ひとりで立てる??ってそう思ってた。けど、この夏のとらじゃはもう全然おんぶにだっこじゃなかった。ひとりひとりが自分の足で立ってた。もうひとりひとりがめちゃくちゃ眩しかった。ちゃんと個性があるのに、上手く活かしきれてなかったような気がして、それがこんなにもキャラ立ちがしっかりして、それぞれがとらじゃの中での自分の役割を見つけたようでした。ちゃかちゃんとみゅーとくんが、沢山沢山笑っていたのが印象的でした。全部背負ってくれてた2人が、ただ笑って楽しそうにしていることが、とらじゃが成長した証だろうなぁって思いました。色々あって強くならざるをえなかったと思う。成長せざるをえなかったと思う。色んなものを手放してきた。悔しい思いをしてきた。寂しかったとも思う。守ってくれるものもない。だからこそ、自分たちで守るしかなくて、自分たちの力で前へ進むしかなくて。


で、とらじゃ単独最終公演。みゅーとくんのソロで弟組が突然バックにつくサプライズがあって。キスマイコーリングで、毎度毎度前髪くださーい!とか前髪乾かして?とか言ってたうみちゃんは、最高の公演をありがとう!とか言うし、毎回身長をくださいってねだってたしめちゃんはファンの皆さんに出会えて幸せですって言うし、のえるくんは言葉にもつれて……本当にありがとうって歌うし。朝日はどんちゅーげりで、おいっおいって煽ってたところをとらじゃ!に変えるし。最後のがいずに、最後のスパノバで、それはそれはもうとらじゃの気迫がすごくて、負けじととらじゃ担の気迫もすごくて。ボルテージが上がりまくった末のすぱのばのC&Rがもうほんっっとうに幸せだった。多幸感に溢れてた。多分それはとらじゃもそうで。何の涙かは分からないけど、涙いっぱい溜めて喋れなくなるちゃかちゃんに、おいおーい!!ってみんなしてそれはだめだよって、それはもうめちゃくちゃに優しい笑顔でその涙を止めにかかって、でも、おいおいって止めにかかりながら、きっとみんな泣きたかっただろうなっておもった。弱音なんてはけないし、頑張るしか道はなくて、そうやって気張り詰めてギリギリのところに立ちながら色んなものと戦いながら守ってきたものがあって、それがいまたくさんの人に愛されていて、たくさんのあったかい声が聞こえて、泣きたいよね、泣きたかったよね。きっとずっとずっと泣きたかったんだ。我慢しなくていいんだよって、泣いていいんだよっておもった。

最後円陣して終わろうって、7人で半円描いて7つ手を重ねて俺たちがとらびすじゃぱん!!って声響かせてはけてくとらじゃが、ほんとアツくて儚くて眩しすぎて素敵すぎました。うん、控えめに言っても素敵すぎた。とらじゃが守ってくれたとらじゃとゆう場所が、とらじゃがこれからも守ってくれるだろうとらじゃとゆう場所が、ただただ幸せな場所だなぁって思いました。






みんな思っていることがあって、そうだとしたら、その事実がこれから先あるのだとしたら、だからこその公演だったところもあったのかもしれない。だからこそ溢れてしまいそうになった涙もあったのかもしれない。だけど、そうかもしれないと思っていることをそうだとして物事が進んでいくことが、どんなに悲しいか知っているから、私はその時がくるまで、そうであることをベースに色んなことを解釈することはしたくないなぁって思います。もうこれは意地です。実際、それだけじゃなかったとも思う。この1年、あらんがいなくなって、ひろちゃんがいなくなって、とらじゃは顔と大黒柱を失って。きっと沢山感情が動いて、それでも今のとらびすじゃぱんでやっていこうって、きっと不安を沢山沢山抱えながら、それでも前に進もうとしてくれて、前向いて進んだ先にあった単独最終公演。そこにいたのはとらじゃのこと大好きで応援したい!って沢山沢山おもっている人たちで、その想いは声となり視線となり表情となり、きっと本人たちにも伝わってたと思うんだぁ。ありがとうって言うからどういたしましてって言ってねって嬉しそうに笑ったとらじゃの姿がその全てで。
とらじゃもファンもお互いに苦しくて不安で、そうゆう日々があって、そうゆう日々を越えて、いま、ここに笑って立ってくれるとらじゃがいて、背中押そうとするファンからの声があって、最高の公演があって、きっとお互いにどうしようもなく幸せだったんだ。だから、あんな幸せで儚い公演になったんじゃないかなぁって。

これから先何があるとしたって、ちゃかちゃんのあの涙は、やっぱり嬉しいとか幸せとかそうゆう類の涙だったって思いたいです。進んでよかったって、一緒に前に進もうとしてくれる人が戦おうとしてくれる人が横にも目の前にもこんなにいて、とらじゃはとらじゃだけのものじゃないって、ひとりで守らなくっていいんだって、大丈夫だって、幸せだって、そう思ってくれての涙だったら嬉しいなぁって思います。






EXでたら、みんなのことが羨ましくて仕方なくなったんだーーー(泣)わたしもとらじゃ当事者になりたいとおもった。それほど、とらじゃと一緒に時間を積み重ねていくことは、きっと間違いなく幸せなことだろうなぁって思いました。




7人全員、絶対に幸せになってほしい!!いつかこの日のことを、あれは良い公演だったよね!って、奇跡の公演だったよね!って笑顔で振り返る7人がいますように。7人の夢が、どんな形でも、きっときらきらしながらちゃんとそこにありますように。